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■漢方薬という選択肢も-高齢者に多い慢性便秘-
日本人の20%が悩まされているという慢性便秘。便秘といえば若い女性に多いという印象が強いですが、実はそのほとんどは高齢者、60歳以上の方だといいます。そして80歳以上になると女性よりもむしろ男性の方が多いとのこと。今回は、つらい慢性便秘を少しでも解消するため、生活習慣の改善や漢方での対処法などをご紹介します。

漢方薬という選択肢も-高齢者に多い慢性便秘-

年齢とともに男性の割合が増える

女性に多いというイメージが強い慢性便秘。しかし、慢性便秘は高齢者ならではの病気であるともいえ、60代から男性の割合が増加し、80代以上になると男女比が逆転して男性の方が多くなります。ではなぜ、高齢者の方に慢性便秘が多いのでしょうか。
まず、年齢とともに摂取する食事量や水分量が減少することが大きな要因。それによって便が硬くなってしまい、排便回数も減少していきます。さらに加齢によって筋力も弱くなっていきますので、便を出しづらくなっていくのです。

筋力の衰えと便秘

肛門付近まで来た便は、周辺の筋肉を弛緩させて排泄を促しますが、年齢とともに筋力が衰えてくると排便がしづらくなってきます。このような筋力の衰えで起こる慢性便秘は、特に男性高齢者に多いといわれています。
このタイプの便秘は市販薬では改善されないケースが多く、薬の作用でいくら便そのものを軟らかくしても、筋肉が緩まないため、なかなか便が外に出てこないのです。このように同じ慢性便秘でも、その原因はさまざまですので、何が問題になっているかを見極めたうえで対処する必要があります。
別の原因としては、腸の動きが悪くなることで起こるもの、腸の動きが正常であるにも関わらず起こるものなどがあります。ご自身がどのタイプの慢性便秘であるかを知り、それに合った生活習慣の改善や治療を行っていきましょう。そのためには医療機関の受診が必要になることもあります。

そもそも慢性便秘とは

医療機関で診断するポイントは、単に排便回数が減っているだけなのか、それとも排便が困難になっているのかのどちらかになります。
私たちが考える「便秘」は普通、排便回数の減少であることが多いと思いますが、実は排便が困難になっている「排便困難症」の高齢者の方が大変多いのです。排便困難症とは、排便回数とは無関係に、便が硬すぎて強く力まなければ出ないといった、排便そのものが困難な状態のことです。

慢性便秘

1.排便回数の減少
排便が週3回未満、以前よりも排便回数が減った。
2.排便困難症
毎日排便するが硬くて出づらい、便が残っているように感じる、強く力まないと出づらい、腹部に不快感がある。

通常、排便頻度が2~3日に1回でもそれほど大きな問題にはなりませんが、便がなかなか出しにくいという状態は大きな苦痛を伴います。このような症状に悩む方は60歳を超えるあたりから増加してきます。

大腸がんが原因の場合も

便秘だと思って医療機関を受診したら、便秘の原因が大腸がんだった、という場合もあります。大腸がんはよほど進行した状態にならないと便秘のほかに自覚症状がありません。以前と同じような生活をしているのに、1年前くらいから便秘になったという方は、早めに検査を受けるようにしましょう。

市販の便秘薬の長期使用に注意

慢性便秘のために市販の便秘薬を飲んでいるという方も多いですが、習慣性が高いもの、依存性が強いものもありますので、長期間の使用には注意が必要です。
長期間の使用によって、その薬を飲まないと腸が正常に動かなくなるという悪循環に陥ってしまいます。便秘薬は正しく使用することが大切です。自己判断で市販薬を長期間服用しないようにしましょう。

生活習慣を変えるだけで改善することも

症状がなかなか改善せずに医療機関を受診する場合は、内科もしくは消化器内科に行きましょう。医療機関では大腸がんなどの可能性も含めて検査しますが、問題がなければ問診によって生活習慣の指導を受けることができます。今までは薬が手放せなかったという方でも、医師の指導で運動を始めて食生活を見直した結果、症状が改善する場合があります。
以下に挙げる便秘の原因になっている生活習慣を確認し、自分に当てはまっているものを改善していくといいでしょう。

慢性便秘の原因になる生活習慣

食物繊維不足…野菜類・豆類・いも類・きのこ類などに多く含まれる食物繊維摂取量の目標は1日20g以上ですが、便秘の方は1日に1~2gという方が大半です。症状改善のためには40gほど摂取してもいいといわれています。
水分不足…水分を摂ることで便が軟らかくなり、量も増えます。高齢者は特に水分が不足しがちになりますので、積極的に摂るようにしましょう。
運動不足…肛門・直腸周囲の筋力が衰えることで便秘が悪化します。少しずつでもいいので体を動かす習慣を付け、それを長く続けることで筋力を維持しましょう。
薬による便秘…近年、薬が影響して便秘になるケースが増えています。がん治療に用いられるモルヒネやメンタルヘルス科の薬を飲んでいる方は、便秘になりやすい傾向があるといわれています。
排便環境…小児の便秘が増加している原因として、学校でなかなかトイレに行けないことが挙げられています。
排便姿勢…実は解剖学的に見ると和式トイレでしゃがむ姿勢が排便には理想的で、洋式トイレは排便しにくい姿勢だといわれています。便秘でない方は姿勢にこだわる必要はないと思いますが、便秘の方が洋式トイレで排便する場合は、前かがみになり、足の下に台を置くなどして、しゃがんだ姿勢に近づける方法を試してみましょう。

依存性が高い薬には注意

既に述べたように、習慣性・依存性がある市販薬を自己判断で長期使用するのは避けるべきですが、医療機関で処方される薬も同様に習慣性・依存性があるため注意が必要です。また、便を軟らかくして排便を促す酸化マグネシウムなどの緩下剤は、摂取量が多いと血中のマグネシウム量が高くなって、ふらついたり不整脈が出たりする高マグネシウム血症になる危険もあります。医療機関で処方された薬は状況に応じて医師と相談し、定められた用量を守って使用しましょう。

依存性が低い漢方薬

便秘そのものだけでなく、便秘に伴う腹部不快感や膨満感など、いろいろな角度からアプローチする漢方薬は、効果が穏やかで依存性が少ないため、比較的長く続けて服用することができます。反面、漢方薬は便を軟らかくする作用があまり強くないため、必要に応じて他の緩下剤などと併用するとより効果的なこともあります。ただし、漢方薬は症状や体質に合わせて選ぶ必要がありますので、医師または薬剤師に相談したうえで服用しましょう。また、複数の薬を服用しようとする場合にも必ず医師または薬剤師に相談し、自分に合った服用方法などをアドバイスしてもらいましょう。

慢性便秘に効果的な漢方薬

1.大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)
漢方薬の中では作用が強い便秘薬です。甘草を含むため、高齢者の場合は電解質異常(血中のカリウムなどが異常量になる)を起こす恐れがあります。
2.麻子仁丸(ましにんがん)
大黄甘草湯と同じく、作用が強い便秘薬ですが、甘草を含まないため、高齢の方でも比較的安心して飲むことができます。特に硬い便の方には有効といわれています。
3.防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
作用が弱く、ゆっくり効果が出てくるタイプの便秘薬です。およそ2週間程度で小さくて硬い便が軟らかくバナナ状になってきます。
4.潤腸湯(じゅんちょうとう)
中くらいの作用の便秘薬です。便を軟らかくすると同時に腸の動きも良くして排便を促します。体質にもよりますが、比較的軽い症状の便秘に用いることが多い漢方薬です。
5.桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)・桂枝加芍薬大黄湯(けいしかしゃくやくだいおうとう)
どちらも腹部に膨満感がある方に適した便秘薬です。大黄を含む桂枝加芍薬大黄湯は排便を促進させる作用もあります。
6.大建中湯(だいけんちゅうとう)
便秘を改善する作用はあまり強くありませんが、下腹部の重さ、張り、痛みなどに効果のある漢方薬です。
※注意
1.大黄甘草湯と2.麻子仁丸は作用が強いこともあり、毎日飲むのではなく、どうしても出ない、という場合に使うといいでしょう。



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