目の健康-栄養不足で失明の危険も-

目が疲れやすい、しょぼしょぼする、かすむ、乾く。これらの目のトラブルは、目の栄養不足が原因となって発症している可能性もあります。毎日起きている間、休むことなく働いている目に必要な栄養について知っておきましょう。

ダメージは日々蓄積します

こんな症状はありませんか?

景色がゆがんで見える
目がかすむ
メガネが合わなくなってきた
目が乾く
目が疲れやすいと感じる
日頃から頭痛や肩こりがある

テレビ、携帯電話やパソコンなどの画面を見る機会が多い現代社会の中では、多くの方が知らず知らず目を酷使しています。
目を使い続けていると、目の組織がダメージを受けて、しだいに劣化していきますが、そのまま放置すると視力が低下したり、眼精疲労・ドライアイなどの症状が出てきます。
さらに、白内障、緑内障、加齢黄斑変性、飛蚊症といった重い病気を発症することもあります。

目の栄養不足で起こる可能性のある重い病気

白内障

水晶体がにごることによって景色がかすんだり、二重にみえたりするほか、視界がまぶしく感じます。

緑内障

日本人が失明する原因第一位の病気です。眼圧の上昇によって視神経が障害を起こし、見える範囲が狭くなります。

加齢黄斑変性

網膜の中心にある黄斑に障害が起こり、見たい部分が見えにくくなります。

飛蚊症

加齢によって眼球から硝子体がはがれて、繊維のかたまりが浮遊することから、蚊が飛んでいるように見えます。

栄養バランスが重要

2007年に行われた日本眼科学会の調査によると、日本人の視覚障害者は164万人にのぼり、2030年には200万人に達するという予想もあります。そこで注意したいのが皆さんの目の栄養状態です。
私たちは生きるために必要な栄養素が不足すると体力が低下したり、肌荒れを起こしたりしますが、目も同じように栄養が不足すれば機能が低下してしまうのです。
目はカメラでいうレンズ、フィルム、ピント調節といった機能が組み合わされている、とても複雑な構造を持つ器官ですから、その一部に異常が発生するだけでも、違和感や見えにくさを感じるようになります。それぞれの機能がしっかりと働くよう、必要な栄養素をしっかり摂取しましょう。
目にいい栄養素として有名なのは、ブルーベリーに含まれるアントシアニン。ドリンクや健康食品を愛飲している方も多いと思いますが、目に必要な栄養素はアントシアニンだけではありません。
ほかにも緑黄色野菜などに豊富に含まれるルテイン、目のビタミンともいわれるビタミンA、ビタミンC、DHAなどさまざまな成分が目の各部に働いて目の健康を保っているのです。
なかでもルテインは目の細胞にダメージを与える活性酸素を退治する力があり、アメリカの眼科医150人に対して行ったアンケートにおいて91%が「ルテインは目の健康にいい」と回答しています。
目全体の健康を考える場合は、ブルーベリーのみの摂取では不十分。日々の酷使で疲れている目に十分な栄養を与えたいなら、複数の栄養素をバランスよく摂取することが大切です。しかし、毎日の食生活の中でこれらの栄養素を満遍なく摂取し続けることは難しいものです。そのような場合はサプリメントや健康食品などを利用して不足する成分を補い、目の不調を防ぐようにしましょう。